眼無し草

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  打ち明けられたらどんなに楽だろう 疑念の眼を持って全てを冷めた目で見ている俺の視界は最悪     killing me 脳が死んでる 朽ち果てた両目には何も見えない 映らない   手を伸ばして必死で探し求める 生きる為の証を   さぁ目を閉じて散ろう ただの土になるだけさ   残ったのは憎しみと怒りだけ   もう自由かな?     秋の始め 百合を一輪そっとかざして  
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