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苦し紛れに吐いたたった一つの戯れ言で傷付け合うのが人間
知識だけが有り余り頭が固くなった大人達の間をぬって生きていくのが子供
「寒いから」「淋しいから」そんな理由で虚しく求め合うのが哀しすぎる
「自然に生きてる」という言葉自体に不自然さを感じるひねくれ者が俺で
譲り合いの心を持ちすぎて間が空いて出来たのが冷めた空白と蟠り
互いに互いを試し過ぎて終わった恋を引きずる男が一人泣いてる
そんな男を軽々しく捨てて貢がせた金で豪遊する腐った雌豚が一人浮かれてやがる
左腕も右腕も両足も無い少年が持つ夢はピアニスト 残酷な真実
そんな少年の瞳がずっと光輝いているのは夢を現実にする力を持っているから
地べたを這いずってでも生きようとする力溢れる少女の笑顔はどんな笑顔よりも素敵で美しく
そんな命こそ幸せで在るべき
此の世界は端っから裏帰ってる
人を説く力?
要らない
達者な口も要らない
綺麗に映ろうとする見栄も要らない
喩えを並べ立てて人を説くお前は神か?死ね
罪と罰の代償は天秤なんかじゃはかれやしない
感情と感情も
人と人の間も
何もかも
曝け出せ
病みよ
全て亡くなれ
消え失せろ
生きる意味を今此処に刻みつけて
希望なぞ捨てろ
希望は自ら作るものだ
道なぞ壊せ
道は拓くものだ
時を忘れて
全て叫んで膿を出し切れ
そうブレない心の芯を創りあげろ
幾ら足掻いても
明日は…来るから
悲しいけど…時は止められやしないから
希望を持って拓いた道の先に
月が堕ちてゆき
陽はまた昇る
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