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「おいっ葵!お前いつまで寝てんだよ!早く起きろ。仕事が入ったぞ!」
と言い終わるが早いか、やられるが早いか、私は寝ていたソファーから蹴落とされました。
「痛ったぁ…、何っすか?急に…」
「だから仕事が入ったって言ってんだろ。早く用意しろ。行くぞっ!」
そう言って、まるでゴミバケツでも蹴飛ばすかの様に、私を床に蹴落とした男は部屋を出ていきます。
彼の名前は『町蔵』
今訳あって、私は彼の事務所に寝泊まりさせてもらってます。
彼は所謂『なんでも屋』
依頼があれば、子守りから暗殺まで何でも請け負うそうです。よく知らないけど。
どうゆう訳か、今私は彼の助手をやっています。いや…やらされています。
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