~プロローグ~

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???「ではこれを頂いてもいいかしら」 ???「いいとも持って行きなさい。」 なにやら一つの武器をもって再びドアの方へ戻って行く。 どうやらばれなかったみたいだ。と気を抜いてため息をついてしまった。 ???「待って!!誰かいない?」 ヤバイ!!今ので気づかれたか? ???「ふむ、探してみる。少し待ちなさい」 いくらなんでもこの状況で見つかったら完全に盗人確定だぞ俺。 しかしあの二人怪しんでる割には動いてないよな… ???「ほほ、確かにおるわい。そこの鎧の影じゃな」 何ぃ!?何故ここがわかったんだ!! あたふたしていると足音がどんどんこっちに近づいてくる。 くそっ!こうなったらやぶれかぶれだ!強行突破するしかねえ!あいにく相手は女と老人。 俺が全力で走れば追いつかれる心配も無い。 足音が鎧の前まで近づくのを待って、勢いよく飛び出す。
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