ウ ワ サ

9/14

17402人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
「なんだよ勇輝冷てーじゃん!折角面白い話教えてやろうと思ったのに」 「面白い話?」 俺が聞き返すと、一貴はニッと笑って言った。 「『選択死女』って知ってるか?」 思わず俺と美月は顔を見合わせた。 一貴はそんな俺達にお構いなしに話を続けた。 「選択死女ってのは、むかーし昔ある所に双子の子を持つ母親が居た……」 「ちょっと、悪いけどその話たった今私が勇輝に話したばっかりなんだけど」 美月は申し訳なさそうに一貴の話を遮った。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17402人が本棚に入れています
本棚に追加