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いざ目的の家を目の前にすると、流石に沸沸と恐怖の感情が沸いてくる。
無言で、気味の悪い家から目を離せないでいる俺に
「……もしかして勇輝ビビってねえか?」
一貴は余計な一言を放った。
「ビッ……ビビるかよっ!お前こそビビってんじゃねーか!?」
「え?俺が?ビビる?いつ?ビビった様に見えたのか?俺が?」
一貴が冗談混じりに俺を茶化した。
「まーまーまーまー!いいじゃんビビっても!そんなに怖いんなら女子にくっついて歩けばいいじゃん」
永井はニヤニヤと、俺を見下すように笑った。
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