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「勇輝!他の窓にも石をぶつけてみたけど割れないよ!最初から割れてた窓にも石を投げてみたら跳ね返ってきた!」
「美月……なんなんだよ、この窓……」
「……」
美月に聞いても分かるわけ無い。案の定、美月は黙り込んでしまった。
「『選択死女』が家の中に入らせないようにしたのかもね」
「春田さん、じゃあ永井君はどうなるの……?」
「さあ?あんだけ怒らせたんだし、殺されるんじゃない?」
「……っ!」
美月は青ざめた表情で俺を見た。
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