第1章

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と先ほどから疑問に思っていた事を尋ねてみた。すると、 「何を言っているんだ、君たちは私たちの世界(ローアヌス)とは別の世界からこちらの召還に応えて来てくれたのだろ。」 それを聞いた勇人は『この人達はきっと二次元と三次元の区別がつかなくなった可哀想な人なんだ。』と一瞬思ったが、妙な胸騒ぎがしたので急いでMAに戻ってGPSで位置を確認使用としたり、無線で呼び掛けてみたがそれらは運とも寸とも反応がなかった上、自分の携帯も圏外だった。 勇人のいた時代はほぼ全ての所でこれら3つは使えるので、3つとも使えないなんて有り得ないことだった。 直ぐにみんながいる所に戻って、最初から無言のまま考え事をしているメイソンおじさんに 「彼等の言っていることは本当の事かもしれない。」 と耳打ちすると、 「異世界フラグキターー(・∀・)」 と一瞬でテンションMAXになって、大騒ぎしていた。
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