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「いやー、すまん。お待たせした。」
と言って、まず入って来たのが王様で、その後をガルス騎士団長が入って来た。
「話し合いをする前に、2人には大変な事をしてしまった。本当にすまなかった。」
「いえいえ、別に気にしていないので。どちらかと言うと、感謝しているくらいですよ。」
おじさんは全く気にしていないように言った。
「そうか、それは良かった。では先ず、二人の住む所だが、ガルス説明を。」
「はい、お二人には城にある部屋を使ってもらいます。メイド達もいるので、生活には不自由しないと思います。城のもの達には、お二人は隣の国ハーベルから来た、魔法の研究者と言うことにします。これで、どうでしょう。」
これに対して、
「うーん、出来れば城の外で一般的な所に住みたいのですが、どこか無いですか。」
とおじさん。
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