序章1

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2608年、テロなどがたまにあるが以前に比べれば大分平和になった宇宙。そんな宇宙で作業をする2人がいた。 「おいおい、これはマズいでしょ。おじさん。」 この少年の名前は梅田勇人、銀河連邦軍養成学校2年でパイロット科を専攻している普通の少年。意外と成績は優秀な方。 「別に宇宙警察に見つからなければ大丈夫だって。」 このおじさんは、ジャック・メイソン。勇人の住んでいる近所の小さな工場の社長だ。 「でも、見つかったら俺の行ってる学校が学校だから退学、下手すりゃ警察行きになるよ。」 「まあまあ、バイト代ハズむからさ。」 今、2人は宇宙にあるジャンク品を集めている。ものにもよるが、結構いい値で売れる。
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