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俺達はホモと言う称号を持っていない事を証明した後、俺は朝の事を聞いて見る事にした。
「なぁ…えっと…。」
「アヤだ。決して文とかの鴉天狗じゃないからそこんところ間違えるなよ?」
「は、はぁ…。」
良くわからないけど…。
「アヤさんは朝さ、何でぶつかった後…。」
「君も運命を感じたのか!?」
「エッ?エェ!?」
俺が朝の出来事を口にした瞬間、輝かしい目で俺を見つめ、両肩をガシッと掴んで来た。
「そうかそうか…。やはり試して見るものだな。運命はあると!!」
今度はガッツポーズを取って、上を懐かしむ様な目で見ている。
あなたが見ている所は薄汚れた天井だ。
決して青空では無い。
「いや、そういう事では無く…。」
「本当にこんな事があるのだな。学生生活も捨てた物じゃないな。」
「話しを聞いてください!!」
「ならば最初から言えば良いものの…。」
俺は最初っから言っている筈ですが…。
「はぁ…。アヤさんが俺にぶつかった後、何で俺が来た方向では無くアヤさん自身が来た方向に行ったんですか?」
「な、何を言う気なんだ…?」
「今言いましたが…。」
「早く言え!焦らすな!!」
「だから!今言いました!!」
「くそっ!黙秘権を行使する気だな!?何が目的だ!!」
「ああ!もう!!ちゃんと答えてください!」
「最初からそう言えば良いものの…。」
軽く頭に来ました。
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