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ブラッドは軽く地べたに手を置くと、何かを探す様に地べたをなでる。
(一体二人は何をしているんだ??……)
「ブラッド、そこ、草の色が不自然。」
翠が指を指す方向にブラッドは手を這わせた。
すると、ブラッドは何かを見つけたかの様に軽く土を掘る。
何かの扉の様な模様が見えてきた。
「色男がこんなに手を汚して連れてくんだ。せいぜい卒倒しないようにね」
ブラッドは意味深に笑う。
そういうとブラッドは扉を3回ノックする。
竹蔵はブラッドの言葉に、何か嫌な予感を感じた。
(なんだ?コロシアム??まさか、ここに入るのか?)
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