-コロシアム-

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ぎぃ…と、何か鈍い音がする。 ――と、思ったら先程まで土やら草やらでよく見えなかった扉らしき物が『内側』から『開いた』。 (――!?) 竹蔵は息をのむ。 (なんだここは!!) ブラッドが3回ノックをして開いた『扉』からは、下に永遠と階段がつづいているようだ。 (あり得ない。こんな場所が…地下に…それもアマゾンの地下にこんな場所があったなんて。) 竹蔵は焦る。 竹蔵の『知っていた』アマゾンにこんな場所はなかった。 昔は……―なかった。
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