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私は… 美香
私は、美香…。
どこにでも、ある名前…
私は、829gで産声をあげた。… … …。
そぅ。自分の運命も知らずに…。
母は、初産だった…。
好きな人の、子供を産むために、。
1ヶ月も早い、出産。
私は、成長が人より遅れていた。
もちろん、産婦人科の先生は、今回は………。と呟く…。
こんな、未熟児の子供を、産ませるのは、初めてだったらしい。
未熟児で、有名な大学病院…。
新聞にも載るくらいだ。
だけど、母は頑として、産みますの一点張り…。
そして、私は初産をあげた。
身体は、まるで子猿。
そう、大人の両手の中で、うづくまってる私…。
皮と骨…
唯一、人より、飛び抜けていたもの……。
眼だった…。
今にもこぼれて、落ちてしまいそうな眼だった…
旗から見たら、猿の栄養失調バージョン💦
骨と皮と、眼だった💦
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