○●○眠り祭り2010○●○ 投稿作 読者賞6位 作者賞6位

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 望めばかなう。そんな事を周一が考えていると目の前に扉が現れ、ミチヨがその扉を開くと虹色の光りが溢れてきた。 「ここから先はご自由にどうぞ。私は影ながらサポートさせていただきます。ご用の時はポケットの中の携帯でご連絡してくださいね。それと、とてもお可愛いですよ」 周一は何の事か解らなかったが、笑顔のミチヨに扉の向こうへ押し出されると、閉まった扉が大きな鏡に変わり、そこに映し出された白いワンピースを着た金髪碧眼の美少女が自分のこの夢の中での姿だと気が付くまでには、しばらく時間が必要だった。
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