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『落ち着いた…？』
「うん、ありがとう…。ゆかりのお陰ですっきりした。」
『よかった！
とりあえず、椎名君は明日半殺しね♪』
いや、姉さん、半殺しね♪って、♪が逆に怖いデス！
「あ、あの半殺しはちょっと…、」
『だって私の大事な薫を泣かせたんだから、それくらい当たり前よ。』
ごめん、晋一！
あんたの命、明日までになっちゃった！
『ま、冗談はさておき。』
よかった、冗談だった…。
『薫、椎名君に気持ち伝えるの？』
「…伝えないよ。
これで関係壊すのヤダし、晋一とは友達でいたいから。」
『そっか、薫がそれでいいなら私はなにも言わないよ。』
「ありがとう、ゆかり。」
『私はいつでも薫の味方だからね！
とりあえず、次の恋に期待しよ！』
「つ、次ですか？
あの…、失恋したばっかりなんですけど。」
『な～に言ってんの！
恋でついた傷は、恋でしか癒せないって言うでしょ？』
でもいくらなんでも早過ぎじゃ…？
なんて思ってると、ゆかりから衝撃的発言が…！
『薫はモテるんだから、すぐ彼氏できるって！』
……って、え～～～～！初耳なんですけど！？
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