Episode 1

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『チャラチャラしてそうだったから、断ったけどね。』 そ、そうだったのか…。 『だから私が椎名君よりも、絶対いい人見つけてあげるから!元気だしてね! じゃあまた明日ね~♪』 「う、うん、また明日…。」 そう言って電話は、切れた。 晋一よりいい人か…。 ゆかりはああ言ってたけど、まだそんな気分にはなれないな…。 でも、この気持ちを忘れるなら、早く次の恋探したほうがいいのかな? そんなことを考えてていると、気がついたら眠りについていた。 そして次の日から、私がいたはずの晋一の隣にはあの子がいた…。 それを見る度、私の胸はズキズキ痛んだ。 でも私は晋一と友達としてでも繋がっていたいから、平気なふりをして友達としていつも通り過ごした。 いつかこの胸の痛みが消えると信じて…。 でも胸の痛みは増すばかりだった。 .
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