-すれ違った想い-

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寂しさとも喪失感ともいえる感情に、塵芥のように押しつぶされそうな私の心を、子等が寄り添い慰めてくれた。 溢れて止まらない涙を、二人の息子たちが拭ってくれていた。 ふるえる肩を抱きしめてくれていた。 親になった事を心から幸せに感じ、親にしてくれた事に感謝を感じた。
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