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『はい、ついたわよ。後は自分で行きなさいね。終わったらメールして頂戴。』
コトハ「はいはーい。」
バタンッ
ブルルル…
お母さんは私を降ろすと、そのまま家へと帰って行った。
あーぁ、どうせ受かる訳ないのに。
憂鬱な気分になりながら、試験会場へと足を進めた。
――――――――
――――――
―――…
コトハ「うむぁあー…
どっと疲れたぁー…」
試験をなんとか終わらせ家に帰ると、ずっと緊張していたせいか肩が凝った。
パキパキと首や指を鳴らす。
『はい、試験ご苦労様。晩ご飯出来てるから、食べなさい。』
コトハ「はーい、今日はご飯食べたらもう寝る…」
『はいはい、全くこの子は…』
ハンバーグのいい匂いを嗅ぎながら、夕食を食べ終わると私は先程母に宣言した通り、部屋へ直行した。
うぅ… 今日は本当に疲れたなぁ。
私は瞼が重くなるのに逆らうことはせず、深い眠りについた。
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