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えーと、1040、1042、1043、10…
私は次に書かれている番号に驚愕する。
コトハ「…お母さん、」
『何々?やっぱり落ちてた?』
やっぱりってなんだコラ、失礼過ぎんだろ。
私はコホン、と一つ咳払いをし、改めてお母さんを見直す。
コトハ「お母さん…
受かってた…」
『…へ?』
お母さんは拍子抜けしたようで、間抜けな顔になっている。
コトハ「いやー まさか受かるとはね。私も捨てたもんじゃないなぁ。」
自分で自分を褒めながらお母さんに近付くと、お母さんはそこに座り込んでしまった。
コトハ「わわっ ちょっと、どうしたのさ。」
『き、気が抜けて… はぁ、もう心臓に悪いわねー』
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