始まり

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……………ちゃん…… ……お……ね…… ……お姉ちゃ…ん… ………痛い…よ… 愛らしい口から流れるのは、苦痛な声と紅い雫。 どんどん小さくなっていく声。 比例するように冷たくなっていく身体。 ただ手を握ることしか出来ないちっぽけな自分――――。 .
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