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まぁその後説教っぽい話を聞いた後、今俺は中庭に落ちている落ち葉を掃いている。
(は~授業寝てたとはいえ、すごく眠い…)
まぁ完全に意表を突かれたので疲れ倍増&眠気復活してくれていた。
優奈『おい!』
(!)
俺は恐る恐る振り返った。
『はい?…』
優奈『今日は終わりだから、それをこれに入れてくれ。』
先輩はちりとりを構えていた。
俺は纏めていた落ち葉をちりとり入れ始めた。
優奈『お前、来週からテストだけど大丈夫なのか?』
ちりとりをこまめに後ろに下げながら聞いてきた。
『さ~出た所勝負ってとこっすね!』
普段クラに言うような感じで言ったら怖かったので、仕事モードで言った。
優奈『ニヤリ』
優奈先輩はとても不気味な笑みを浮かべた。
優奈『じゃ~、先生『みんな集まってくれ~』
優奈『行くぞ❗』
とりあえず再び集合し、少し話を聞いて解散になった。
優奈先輩だけ先生に呼ばれていた。
(チャーンス)
俺は驚異的なダッシュでその場を後にした。
自転車置き場でカギを開けると
〔ピロピロ〕
表示を見ると香美さんだった。
(今日やっぱり仕事になったで~みたいな電話だったらキツいな~)
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