引きこもり+アニオタ

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この若者の集団は案外オタと同類かも知れない。 それはこの通行人の中、たった1人で重い荷物を持った女子小学生が証明できるであろう。 少女は、通行人の波にもまれながらも荷物を途中途中に地面に置いて休みながら進み、しだいに進む距離を小さくしていった。 そして、若者の集団の前で止まった。 最後に、息を荒げている少女に、息を荒げた若者の集団は道を譲り渡し、少女はまた歩みを進め通行人の集団の中に吸い込まれていった。 「何あれwwww。マジきめwwww」 お前も同じだろ。
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