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in佐久間
「ふむふむ…まず分量を計る…バターは…」
本で見るとクッキーって意外と簡単そうだ。
「えーと…この粉を振るう…ゲホッ…うわ…顔にかかった。」
くそっ…粉ウザイ!
「…で、手でこねる…うわっ、ベトベト…キモイ…」けどこれもペンギンクッキーのため…
「よし…伸ばして、型をとる…」
実はペンギングッズの一部としてペンギンの型を持ち歩いてたりする。
「よし…出来た!ペンギン!」
あとは、焼くだけ…
「簡単じゃないか…」
しばらくしてオーブンが鳴った。
「よし…うわ…俺、天才かも…」
ペンギンのクッキーには綺麗な焼き色がついていた…焼き加減最高。
「早速皿に…」
そう言ってクッキーに手を伸ばした…そう、素手で。「熱っ!……あ!!」
焼きたてのものを素手で触ったら当たり前の反応…衝撃でクッキーを落としてしまった。
床には無惨に砕けたクッキー。
「あーー!!」
思い切り叫んだ…そしたら。
「佐久間?!」
源田がとんできた。
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