ふっと

2/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
日々の暮らしの中で、何かに夢中になり時間さえ忘れる。 文章にすると簡単なことのようにみえる 趣味、娯楽、遊びなんでもいい、時間があるならね。 今の私には、そんな時間がない。もちろん作ることは出来るが… いま私は、街のボランティアをしている 街の為じゃない 誰かの為じゃない 自分の為に始めた 独りの時間を無くす為に… 人々の反応は様々だ、やさしい笑顔でありがとうを言う人、偽善者扱いする人、無関心な人。 私は私 人の顔を伺って生きてる訳じゃない ただ ありがとうの言葉にずいぶん救われた。 ありがとう 風が顔を撫でるようにふっと思い出す 喜びも楽しさも悲しみも辛さも、記憶は薄れ鮮明さをなくしていく。 夢中になり時間さえ忘れる 私はあの時、夢の中にいたんだろうな
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!