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「麗奈~?」
俊輔が走り去った後、遥が睨みながら聞いてくる。
「は、はい……なんでしょうか、は、遥さん……?」
遥がこんなにもニコニコしながら凄んでくるときは、絶対!
絶対に私で遊ぼうっていうときだから……。
「いやぁ~私もびっくりしたなぁ~麗奈~。
私もテストの話だと思ってたからさぁ~……」
「えっ!? い、や……遥、さっき私と一緒にべんきょしよって……」
「え~?だって今の石木君との会話聞いてると、大丈夫みたいだから、今回は見守ってあげようかなぁって……」
ヤバい。
冷や汗が止まらないよ……。
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