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「あ、あはは……そんなのもちろん冗談に決まってるじゃ――」
「まぁ今回は１人で頑張ってみなさい♪
じゃっ、帰ろ？」
帰る支度を終えた遥が教室のドアへ向かう。
ホントにヤバい!!
「は、遥！」
「んー？」
こっちを見ずに遥が返事をする。
「べ、勉強教えてください……」
「石木君に謝っておいで」
「はい……」
さ……明日からの私の命運がかかってるんだ。
さっさと俊輔を捜さないと。
荷物は……ないし。
……あいつ……帰ったな？
…………見つけたらとっちめてやる。
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