257人が本棚に入れています
本棚に追加
朱里「お兄ちゃん…男に戻れないよ…」
なん…だ…と!?
蛍「嘘だよな…」
朱里「ごめんなさい…」
なにかあるのか?
蛍「なんでだ?」
朱里「島の言い伝えだと願いは、
人に一度しか干渉出来ないから
本当にごめんなさい。」
何だかんだで、言い伝えは、
正しいしな
はぁ~、一生、女のままか…
別に良いか、身体が女になっただけだし
それに、朱里は俺なんかを
好いてくれてたらしいし
蛍「朱里。あんま悲しげな顔すんなよ
身体が女になっただけだろ?
嫌いになったか?」
朱里「嫌いになるわけないよ
むしろ、大好きだよお兄ちゃん///(兄妹としてじゃないよ)」
蛍「な?俺らの兄妹愛は、そんなもんじゃ
崩れないだろ?」
流石、13歳から2人だった絆は
伊達じゃないな
あ、家族構成な俺と朱里だけ
両親は、5歳の時に交通事故で他界
その後、母さんの妹さんの家に
お世話になってたけどいつまでも
世話になってられないから
両親と住んでた家に戻ってきた。
叔母さん、善くしてくれたな
正月とお盆は、顔出さないと
怒られるんだよ。
朱里「お兄ちゃんのばかぁ…ボソッ」
蛍「ん?朱里なんか言ったか?」
朱里「べっつに~」
不機嫌モードだ…
最初のコメントを投稿しよう!