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「それよりもさ…」
「何?」
「一人で昼休みにご飯寂しいだろ
こんな俺でもいないよりゃ居た方が少しは楽しいだろ
だからこれからは遠慮なく誘えよ?」
満面の笑顔で俺は言った
屋上に入って華凛を見た時に漂わせていた悲しげな雰囲気が気がかりだった
だから精一杯の思いやりの気持ちを込めて言った
「…ありがとう」
俺の顔を見て少し間を置いて
少し頬を赤く染め満面の笑顔でそう言った
始めて見る笑顔は
綺麗な髪が風に揺れ
凄く整った顔立ちからの笑顔があまりに綺麗で
思わずドキッとした
一瞬だけだったが目に焼きつくほどに綺麗だった
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