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「とりあえず、綾が女の子になったことは秘密にしよう」
男に戻ることを前提に隆一郎は話を進めていった。
学校には、綾のいとことして通う。
名前は綾。綾は親の事情で海外に行ったことになった。
「兄ちゃん、俺、戻れるかな?」
涙目になっている綾に、隆一郎はドキッとした。
男の時から綺麗な顔をしていたが、女特有のオーラが余計に美しさに拍車をかけた。
「…綾、本当に女になったか確認した方がいいな」
「え?」
「ちょっとみせてみろ」
隆一郎は綾のTシャツをめくりあげると、たわわな胸が外気に触れる。
「あっ、やめて兄ちゃん…」
そのまま大きな手は胸を揉んでいく。
「柔らかいな。本当になっちまったんだ」
「ふわぁっ、やめてよぉ…」
隆一郎はニヤッと笑い、揉む手を止めない。
「ブラジャー、買いに行かねえとまずいな」
「…っくあっ…」
ピクピクしている弟に対して、隆一郎は欲情した。
「こっちは、どうなってるのかな」
下半身に手をあてられ、綾は目をギュッと閉じた。
「ぺったんこ、だな」
トランクスの中に指が入ってくる。
「マジで女の子だ」
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