プロローグ

4/4
前へ
/97ページ
次へ
ピピピピ、ピピピピ…… 「ん、ん…」 目覚まし時計を必要以上の力で止める ペキッ あぁ…百均の安物だから壊れちまった、また買ってこないと んー眠い…… 俺が伸びをしていると一階リビングの方から母さんの声が聞こえてきた ちなみに自分の部屋は二階だ 「涼!そろそろ起きないと!」 「へ?」 母さんの口調から慌ててるように感じる 時計を見ると8時…… 「っ!8時!?初っぱなから遅刻はマズイぞ!」 そう、今日は始業式だ 急いで昨日にクローゼットから出しておいた制服に袖を通す ガチャッ 「ひってきま~ふ!」 パンを口に含んだまま俺は家を飛び出した
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

94人が本棚に入れています
本棚に追加