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白雪姫は今度こそ死んでしまった。
お妃さまは罪悪感と深い悲しみにつつまれ、
またしても王様に愛してもらおうと
王様のもとにかけよりました。
けれどもお妃様は王様に愛されませんでした
どこからかお妃様が白雪姫の失踪に深く関係していると
噂が立ったからです
王様は混乱と失望のあまり
お妃様を国から追放しました
お妃様は自分の部屋を出る時に
例の鏡を割って破片をこっそりと持ち出しました
町はずれの森の中
お妃様だった女は鏡に問いました
『鏡よ鏡よ鏡さん
世界で一番
愛されたかったのはだぁれ?』
鏡は小さく呟きました
『それは 』
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