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さて、この王様には前のお妃様との子供がいました
名前を『白雪姫』といいます
白雪姫もまた、幼いながらも とても可愛らしい姿をしていました
王様は白雪姫の事もお妃様と同じくらい愛していました
ただ、お妃さまと違って白雪姫は王様からの愛情を素直に受け取り、
また、白雪姫も王様を慕っていました
お妃様はそれを見て、自分より満たされている
白雪姫に冷たく当たりました
『私はいつも孤独なのに
どうして白雪姫はあんなに楽しそうに笑っているの?
あぁ…もっと愛されたい…
私ももっと愛してもらえればきっと満たされるのに…
…愛されたい…』
お妃様の強すぎる思いはやがて歪み 捻れ そして壊れて…
お妃様は密かに
黒魔術に走るようになりました
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