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グレアムが彼らの前から姿を消して1週間がたとうとしていた。
彼はただただいく当てもなく足を進めている、キメラ達がこの世界にいるのは確かだったしかし奴らの数やどの種類がいるのか解らないのが彼にとって一番の問題でもあった。
彼が捨てられた廃都市で寝ていると通じないはずの無線機が鳴り出したのだ彼は始め無線機の誤作動かとおもい雑音ばかり響いてる無線機を見つめていたすると一瞬何か聞こえたら気がして彼は無線機を持ち高い場所に登り始めたのだ高いとこに行くに連れて無線機から聞こえる雑音は人の声に近づいていき、はっきりと聞き取れた。
『誰か聞こえるか、こちらアメリカ海兵隊第503歩兵大隊、聞こえるなら返事をしてくれ我々はいま学園都市ツェルニで保護してもらっている、兵士の数はさほど多くない、誰でもいい返事をしてくれ』
グレアムは無線機から聞こえた声に呆然とした
(この世界にきた同志がいたのか)
彼は無線機のマイクをとり返信した
「こちらアメリカ海兵隊第51歩兵大隊のグレアム ハートリーだ 503歩兵大隊聞こえるか?」
『よかった!まだ生き残りがいたのか!聞こえている、グレアムお前は今どこにいる?』
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