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「さぁな、どこかのビーチで休暇をとってると思うか?どっかの廃都市だよ救難用のビーコンを発信するから迎えに来てくれ」
『ハハハハ、よしわかった今すぐにでも迎えにいってやるよ』
「おい、迎えはリムジンで頼むぜ」
『分かってるよ、ツェルニで会おう』
503の連中はそう言って無線を切った。
グレアムは救難用のビーコンのスイッチを入れその場に座り込んだ、一時間も立たない内にVTOLがやってきた
「ようこそ!503へ!」
「遅いじゃねぇか!もう少しで自分から行くとこだったぞ!」
「悪いな!最高級のリムジンを手配するのに時間がかかってな!」
「これがリムジン!?俺には棺桶に見えるんだが!」
「ハハハハッ!よし出せ!」
VTOLの中にいる兵士がグレアムを連れて中に乗り込みパイロットに言った。
するとパイロットがサムズアップをしローターを回し始めグレアムに話しかけた
「本日は第23輸送隊をご利用いただき誠にありがとうございます、尚当機は禁煙となっておりますのでご注意ください、ご気分の悪い方は前の座席のエチケット袋をご利用ください。それではよい空の旅を」
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