異世界への撤退

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そう言ってフランクはグレアムの武芸の実力を見初めた。 グレアムが一通りやり終えるとフランクは笑いながら 「気にいった!よし俺がお前に武芸を教えてやる」 「そんなこと言ってるけどあんた武芸できるのか?」 「何を言ってる俺はこの都市の守護剣士だぞ俺は12人いる中の五番目に強い武芸者だ」 「へー、あんたそんなに強いだ」 グレアムはそう言いながらも内心驚きながら嬉しかった。 グレアムは彼に武芸を教えてもらいながらしだいに強くなっていった。 汚染獣とも何度も戦った。彼は14歳になったころヴァルハラが汚染獣に近づいているとフランクに言われたそれもただの汚染獣じゃあないと言われた。 「その汚染獣ってなんだ?」 「老性体だ」 「老性体だって!!」 「ああ、それだけじゃない老性4期だそうだ」 「ふざけてる4期だって?そんなのに襲われたら12騎士団も勝てるかわからんだろ?」 「正直ヤバイかもな」 「わかった俺もいく」 「それだけはいくらなんでも無茶だ!」 「戦わずして、いつ戦う!戦わないまま死ぬのなら戦って死んだほうがまだましだ」 「どうなっても知らんぞ」 「上等だコラ」 「仕方ない、とりあえずお前を紹介しに行くぞ」
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