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母に打ち明けられてから既に数年が立ちナミは今、17歳…母がナミを身篭った時の年齢と同じ自分をナミは祖母の家の古いアルバムを見つめ優しい微笑みでナミを見つめている母の心中を考えてみた。
母は本気で私を産んだ事を後悔しているのか?
私を恨んでいるのだろうか…本当に愛してないと言えるのだろうか…?
母を恨む余り家に帰る事なく祖母の家で暮らすようになっていたナミは急に母が心配に思えてきた。
会話もなく黙って母の元を去った、あの日から…自分は母の苦しみを少しも理解する事なく憎しみだけ募らせ生きてきた。
母といると息が詰まる…苦しい…と…逃げてきた。
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