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「あったけぇ。寝そう」 「バッカ。今夜は寝させねーからな。朝まで付き合え」 なんだか誤解しちまいそうな発言をする光輝。 ふと見上げると、たまたま向こうもこっちを見ていたらしく、目があった。 「やべ。その表情……女よりよっぽど可愛い」 体勢的に勝手に上目遣いになってたらしい。 なぜか光輝がそれにツボったようで、まじまじとこっちをガン見。 可愛いなんて言葉、こいつ以外に言われても嬉しくねぇ。 でも、光輝だけは──。 「俺なら女より気持ち良くさせてやれるけど」 下から挑戦的に笑ってみせて、光輝の首にゆっくり手を回した。 「さっきはDVDに集中しろって言ってたくせに」 苦笑しながらも、嫌がるそぶりはない。 この調子なら……イケるな。 「ん、」 光輝と唇を重ねた。 酔いのせいか、戸惑いがちながらもキスが返ってくる。 次第に深く変わっていくキスに……身体が甘く痺れた。
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