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「ねー、みやってさ もしかして青くん好き?!」 な、なんだこいつ 電車の中なのに 「よくわかんねー」 曖昧に答えた 「そっかあ・・・・ 俺は大好きだけどねっ!」 「・・・・それはどっちの?」 「え!?友達としてに きまってんじゃん、ひゃひゃ」 な、墓穴掘ったかも でも、 「あの人に、興味はある」 好きとかわかんねーけど これだけは言える 「ふーん?みやって 時々難しいこというよねっ!」 「難しくねーよ! お前が馬鹿なだけだって」 「・・・みやの意地悪ー!」 へん、知らねーよ 「あ、着いたね じゃあ、ばいばーい!」 「じゃーな」 ------------------- 家に着くと俺は部屋の ベットにダイブした 「・・・・会いたい、」 思わず出た言葉 誰に対して? いや、わかってる 本当はわかってるんだ 痛いほど、 でも俺は認めるのが嫌だから 全部¨気のせい¨にする 「・・・・・寝るか」 何もかも忘れるように 部屋の電気を消した .
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