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おいらはこの事務所で
有名人らしい
親が事務所になんか応募して
受かっちゃって
しかたないから
事務所にいったら
ずっと踊らされる
毎日に変わった
最初は、やだったけど
踊んのすきになった
歌うたうのもすきになった
毎日のようにレッスンに
きてたら、いっぱい人が
話しかけてきた
最初は嬉しいな、とか
思ってたけど
今は正直、うっとーしいかな
別においらじゃなくたって
いいじゃん、
基本一人でいるのがすきな
おいらだから
あんま、人と関わりたくなかった
あるとき
いつも振付を教えてくれる
人を無視してみた
そしたら、みんな
おいらに近づいてこなくなった
怖くねーのにな
とか思ったけど
訂正すんのもめんどくて
意味もなくレッスンにきて
一人でぼーっとしてる
ことがおおくなった
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「あ、あのっ！俺、風崎緑
っていいます！青くんの
こと、尊敬してますっ」
いきなり、びっくりした
ふうざきく、ん
んー、ふうちゃんだっ
「････････ふうちゃん」
「あ、はいっ」
明るそうで、かわいい
「ふふ、ふうちゃんかー
よろしくな、」
ふーちゃんとなら
仲良くなれる気がした
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