だいすき、です

３

あれから１ヶ月がたった

俺はさぼらず

レッスンに通っている

理由は青くん

青くんも毎日きてるから

「あ、こーくん」

今日もいた、

「青くん、こんにちはっ」

「もお、敬語やめろって

ゆったじゃねーかよー」

青くんと出会ってから

一週間くらいして

突然敬語やめろって

言われたんだよね

「わかってるよ！」

俺の初めての敬語使わない先輩

「なあ、こーくん

一緒に踊んない？」

時々こうやって

踊りの練習をする

「ねぇ、青くん

他の後輩とは踊んの？」

なんとなく気になった

「んー、いないな

何で急にそんなことゆうんだ？」

「なんとなく、んふふ」

ま、本当のことだし

「ふふ、変なのー」

「変でいいよ、ばーか」

こんなことも言えるようになった

「なんだと、このやろーっ」

この青くんとふざけてる

時間がとてつもなく楽しい

「てか、ちゃんと踊ろうよ」

「むぅ、つまんねーな

よし、やるかー！」

「青くんって気合い

入れるとき、いきなりだよね」

「ふふ、いーだろ」

「･･･誉めてねーよ！」

他の青くんファンは

羨ましそうに俺を見てる

それが¨俺は特別なんだ¨

って、自意識過剰になりそう

「じゃあ、Ａパートからな？」

「了解、･･･３、２、１･････」

曲が始まった

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