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俺はいつものように 踊ってる まわりは男ばっか つまんねーよ、ほんと 「みや、おっはよー」 うるせーな、朝から 「・・・・おはよう、てか お前まじうるせー」 「みやひどいっ」 無視だな、これは 「みや無視?!・・・・あっ、」 何だよ、って 後ろを振り向く 「・・・・誰?」 そこには見たことのない男 「え!みや知らないの?! 青くんだよ?」 ・・・・・ぁあ、あの人が青くんね ダンスがすごい上手い人 って噂の青くんか 「ま、俺には関係ないけど」 「・・・・か、可愛い!」 は、あの人が? 「風さん、顔崩れてるよ」 「え!まじ?!てか俺、 青くんと喋ってくるっ」 「はいはい、いってらっしゃい」 俺は興味ないし、 そういったら 風さんはすごい速さで 青くんのとこに走っていった 「あ、あのっ!俺、風崎緑 っていいます!青くんの こと、尊敬してますっ」 風さん、これは引かれるな 「・・・・・・・・ふうちゃん」 「あ、はいっ」 「ふふ、ふうちゃんかー よろしくな、」 とくん、 ・・・何だこれ? ふにゃり、って青くんが 笑った瞬間、胸が鳴った 「は、はい!」 「じゃあ、おいら あっち行くから」 じゃーな、そういって 風さんに離れたのを 見てたら、一瞬青くんと 目が合った とくん、とくん、 また鳴った あのあと、風さんが 俺に何か言ってたけど 全然聞こえなくて 頭の中は青くんしかなかった .
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