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「みーや!聞いてんの?!」 「・・・・うん、今聞いた」 やっば 今、ぼーっとしてた 「もー、みや何考えてたの?」 青くんのこと考えてた、 なんて言えるか 「ハンバーグのこと」 「あひゃひゃ、みやお茶目!」 ぎゅっ、って 風さんが抱き着いてきた 「お前ら付き合ってんのかよ」 「やー、まじきめぇ」 知らない男たちから 野次が飛んでくる はぁ・・・・餓鬼だな、 そう思ってたら 「そーだよ、俺ら 付き合ってんの!ひゃひゃっ」 おい、お前、誤解されんだろ! 「は?ふざけんなよ!」 切れぎみで言ったら 「えー、ひどいよ、みや!」 あははは、って みんなが笑ってんのに気づいた 「コントかよ、」 「しょーもねぇな、はは」 風さんはこういうの 本当上手いと思う 笑いで流せるの やっぱ男しかいないから ホモもいるわけだから みんな敏感で 誰かが抱き着いたりすると みんなはやしたてる 仕方ないんだけどね 風さんは、空気を 変えてくれるから ちょっと尊敬 風さんにいったら 調子に乗るから絶対いわない 「みや、もう昼近いし ご飯食べにいこっか!」 「うん、」 そういって 二人で、ドアに手をかけた 頭の隅にはまだ青くん さっきからずっといる .
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