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「あのさ、青くん 俺、江宮黄っていいます」 気づいたら 青くんに喋りかけてた 「・・・・あ、さっき ふうちゃんといた人だ」 ふふ、って微笑む青くん ときめいたのは気のせい 「俺、青くんに興味持ったんで 連絡先、交換してください」 ・・・・直球すぎたかな 「おう、いーよっ よろしくな、こうくん」 そう言って青くんは 電話番号を書いた紙を 渡してきた 「ありがとうございます」 顔がにやける 「こーくん、」 「えっ、何ですか?」 「かお、にこにこしてるぞ?ふふ」 「あっ!・・・・嬉しくて にやけちゃいました、んふふ」 「かわいい、」 「え、俺がですか?」 いや、青くんのほうが 可愛いだろ 「みやー!飲み物買ってきたよっ」 「あ、ふーちゃんだ」 「あーっ、青くんだ!」 邪魔者、登場かよ もー、今めっちゃくちゃ いいとこだったのに 「何だよ、風さん」 「ひどっ!みや、ひどい!」 「うっせーよ、 テンション高すぎだろ!」 「これは遺伝なのっ! ・・・・あれ?・・・遺伝か?」 「お前自分でも わかんなくなってんじゃねーか!」 はぁ、馬鹿すぎる 「・・・・・ふ、くふふっ」 青くんが笑ってる 「・・・・・ひゃっ、あひゃひゃっ」 つられて、風さんも 「ふははっ、」 俺もつられちゃって 何で笑ってんのか わかんないほど 三人で大笑いした .
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