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「おう!秀じゃん!お前がまさか闘将高校に来るとはなあ!」
「ブブブ……なんだその頭は?高校レビューって奴かよ?リーゼントなんて時代遅れなんだよ」
「中学の時は多目に見てきたけど、この高校に来るってんなら話は別だ!初日から潰しちゃうよ~」
口々に秀につっかかっているのは、秀と中学が一緒だった
雪夫(ユキオ)雨夫(サメオ)晴夫(ハレオ)の三人である。
秀(レビューってなんだよ!?それを言うならデビューだろ。
あわわわ。それにしても、いきなりこの3バカトリオに目を付けられるなんて最悪だよ……)
こいつらバカだけど、喧嘩だけは強いんだよなあ。
雪夫「おいてめえ。シカトかよ!」
秀がもじもじしていると、雪男が胸ぐらを掴んでくる。
秀「アハハ……。雪男君、暴力はよくないっすわ……」
今日から変わると決意したはずなのに、秀はそんな事しか言い返す事が出来ない。
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