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雨夫「暴力はいけないっだってよ!闘将高校がどんなとこだか分かってんの?」
晴夫「ブブブ!雪夫!そんな奴やっちまえよ」
雨夫と晴夫は腹を抱えて笑っている。
ああ……。
闘将高校に入ったら変わるって決めていたのにな……。もうイジメられないって決めたのに。
俺は…なんて弱いんだろう。
秀の頬に一筋の涙が伝う。
何も言い返せない自分が悔しい。
雪夫「ギャハハハハ。こいつ泣いてるぜ!おもろすぎ!」
雪男は笑うと同時に、秀に右ストレートを降り放つ。
ボゴッ!!
秀の小さな身体は吹き飛び、後ろにあったコンクリートの壁にたたきつけられた。
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