第1話――波乱の入学初日――

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雨夫「暴力はいけないっだってよ!闘将高校がどんなとこだか分かってんの?」 晴夫「ブブブ!雪夫!そんな奴やっちまえよ」 雨夫と晴夫は腹を抱えて笑っている。 ああ……。 闘将高校に入ったら変わるって決めていたのにな……。もうイジメられないって決めたのに。 俺は…なんて弱いんだろう。 秀の頬に一筋の涙が伝う。 何も言い返せない自分が悔しい。 雪夫「ギャハハハハ。こいつ泣いてるぜ!おもろすぎ!」 雪男は笑うと同時に、秀に右ストレートを降り放つ。 ボゴッ!! 秀の小さな身体は吹き飛び、後ろにあったコンクリートの壁にたたきつけられた。
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