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雪夫「お前弱すぎ！お前みたいな奴が、闘将高校に来る資格なんてねーよ！ペッ」
雪夫は、罵声を浴びせると同時に唾を秀に吐いた。
「ギャハハハハハ！」
雨夫と晴夫はさらに声をあらげて爆笑する。
悔しさで険しくなる表情と、強く握られる右拳。でも…なにも言い返すことができない。
雨夫「なんだその顔は？気に入らねーな」
反抗的な表情に、イラつきを覚えた雨夫が、秀の胸ぐらを掴み引きずりあげた。
秀は目をそらさずに睨み続ける。
「なんだお前！まじで殺すぞ」
雨夫は左拳を振り上げるとそのまま一気に降り下ろした。
パシィ――
左拳は秀に当たることはなく、何者かによって止められた。
「いい加減にしとけや」
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