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『何のためにってそりゃ……ん~~秘密きち…あっ嫌々
緊急避難所?』
キースが少し悩み
そう答えるとまたしばらく黙って了が口を開いた。
『―……何だろな
入ってみるか?』
『もちっ!』
了のその言葉を待ってました!とばかりにノリノリでキースは返事をした。
しかし
『んっなんか
この建物の近く嫌な感じがするな‥』
キースも建物の違和感に気付き一瞬ためらいを見せる。
了は既に何かを感じとっていたためキースのその言葉に何も言わなかった。
そして
しばらく立ち止まった後、二人は恐る恐る
建物に近づき少し大きめの扉の前へと足を進めた。
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