序章・・・怖いヒト、笑うヒト
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とある街外れにある森の奥深く、古びた洋館がそびえ立っていた。 もう何年も使われていないらしく、辺りに人の気配はまるでない。 そう。人の気配は・・・ 時刻は大体深夜に差し掛かったところだろうか。人間の時間は終わりを迎え、これからは人外の時間が始まる。 そんな異様な雰囲気の空間の中に1組の男女がいた。
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