難易度0

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扉の向こうには巨大な空間と、真ん中の神機と腕輪をはめるための台が置かれていた。 台は上と下に別れ、それぞれ腕輪の上半分と下半分があった 顔を少し上げれば、ウィンドウも見える。 「リラックスしてくれていいよ。その方が良い結果が出るからね?」 スピーカーから男の人の声が聞こえる。 ウィンドウの奥の、メガネの白髪が話していた。 俺はゆっくりと台に近づく。 「そこの台に腕を乗せてくれるだけでいいよ。武器も掴んでいいからね」 男の人の言う通りに腕を台に、乗せた。 その上の武器も掴む。 ロングブレードの神機には、装甲と縮小銃がくっついていた。 絶対これ常人じゃ上がんねぇよなぁ。軽々とぶん回してるのが信じらんねぇよ。 ってかこれって、新型じゃなかろうか…。 とか考えてた矢先___ ガシャン!! 「!!、あ、くぅうあああああ…………!!」 腕輪をはめるべく落ちてきた上部分に挟まれ、『腕輪』になった途端、猛烈な痛みと熱さが俺を襲った。 ヤヴェ…!、気が、狂いそうだ………! が、それも長くは無かった。
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